ピアノの楽譜を開くと、右手はト音記号、左手はヘ音記号。

右手は読めるのに、左手の譜面を見ると頭が真っ白…
そんな人は多いのではないでしょうか?
でも安心してください。
ヘ音記号が難しく感じるのは、「低い音に目が慣れていない」だけ。
慣れれば必ず読めるようになりますよ!


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目次
ステップ①:まず「ファ(F)」を覚える
すべてを一度に覚えようとすると挫折します。
まずは基準の音だけを覚えましょう。
ヘ音記号の「2つの点」の間の線が 「ファ(F)」。
ヘ音記号を書くときの始まりのところも「ファ」です。




ここを覚えたら、上下にたどっていくだけでOKです。
- ファの1つ上 → ソ
- ファの1つ下 → ミ
- さらに下 → レ



「ファ」を中心に考えると、音の流れが整理されていきますね!
ステップ②:へ音記号の「ド」の位置を覚える
ヘ音記号の「ド」の位置を覚えてしまうと、便利です。
「ド」は高いものと低いものがありますが、ヘ音記号で言う「高いド」は、「鍵盤の真ん中のド」になります。


この2つの「ド」を覚えてしまうと、あとは数えていけばいいですね!
ステップ③:音符カードでトレーニング
短い時間でOK!継続が大事です。
- ヘ音記号の音(ド・ファ・ラなど)を書いたカードを用意。
- めくった瞬間に声に出して答える。
- 1分間で何枚言えるかチャレンジ。
習慣化すると反射的に読めるようになります。


さらに読みやすくなる工夫
- 譜面にド・レ・ミを書き込みすぎない
→ 頭を使って読む時間を残すのが大切。 - 同じ曲を何度も読む
→ 知っている音の並びはすぐ認識できるようになる。 - 低音パートだけを声に出して読む
→ 「歌うように読む」と、記憶に残りやすい。
まとめ
ヘ音記号が読めないときは、
- 「ファ」を基準に上下で読む
- 「高いド」と「低いド」の位置を覚える
- 1日5分のトレーニングを続ける
この3ステップでOKです。
最初は難しく感じても、慣れれば“文字を読むように”自然に分かるようになります。
少しずつ読める音が増えていくと、左手の演奏がぐっと楽しくなりますよ!


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