
シャープとフラットってなに?



シャープは半音上がる
フラットは半音下がる
ときに使う記号です!



半音ってなに・・・



分かりやすく解説しますね!
ピアノを弾いていると、シャープ(#)やフラット(♭)の記号が出てくることがあります。
譜面の一番最初のト音記号やヘ音記号の横にいくつかついていることもありますね。
このマークが出てきたら、どのように弾けば良いのでしょうか?
今回は、シャープ(#)やフラット(♭)について分かりやすく解説します!


- ピアノ歴38年
- 40代〜70代の方が集まる音楽教室を開講
- らくらくピアノ認定講師1級取得
- 中学校音楽教諭二種免許取得
- 音楽健康指導士
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シャープとフラットの違いは?



シャープ(#)ってなんですか?
シャープとは「半音上がる」ときにつく記号です。


はしごみたいな記号なので、はしごをのぼるというイメージで
「上がる」と覚えましょう!



フラット(♭)ってなんですか?
フラットとは「半音下がる」ときにつく記号です。


丸がぶら下がっているイメージで、
「下がる」と覚えましょう!
他にもこんな覚え方があります。
シャープがつくとニコニコ顔になるから
気分が「上がる」
フラットがつくと悲しい顔になるから
気分が「下がる」




半音って何?
さて、半音っていったい何なのでしょうか?
ピアノは、白い鍵盤と黒い鍵盤が交互に並んでいいますよね。
白い鍵盤と黒い鍵盤の間隔のことを「半音」と言います。
下の図を見てください。


①から半音上がったら②になり、
この②は「♯ド」の音になります。
「ド」から半音上がるから「♯ド」と表します。
③から半音下がったら②になり、
この音は「♭レ」になります。
「レ」から半音下がるから「♭レ」になるんですね。
黒い鍵盤がないところ(ミとファの間やシとドの間)は、白い鍵盤から白い鍵盤の間隔が「半音」となります。
譜面のはじめにあるシャープとフラットは何?
次に、譜面の一番はじめのところにシャープやフラットが書いてあるものを見たことがありますか?


このような楽譜です。
ト音記号とヘ音記号、それぞれ同じ音のところにシャープまたはフラットがついています。
これは「調号」と言って、その曲の「キー」を表します。
ハ長調やイ短調など、キーを表すものですが、少し難しくなってきますので、
深く考えるのはやめましょう(笑)
あなたが覚えておくことは、
この曲に出てくるすべての「ファ」の音を半音あげる!
これだけ覚えておけば大丈夫です。
シャープが「ファ」と「ド」についていれば、
その曲に出てくるすべての「ファ」と「ド」を半音上げて弾きますよ。
また、フラットが「シ」のところについれいれば、
その曲に出てくるすべての「シ」を半音下げて弾くということです。
そして、ほとんどの場合が黒い鍵盤を弾くことになります。
シャープとフラットの違い まとめ


今回はシャープとフラットの違いについて、分かりやすく解説しました。
これで、曲の途中にシャープやフラットが出てきても、焦らず弾き進めることができますね。
もう一度おさらいしましょう。
- シャープは半音上げる
- フラットは半音下げる
ぜひ覚えておきましょう!
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