2025年9月12日公開の映画『ベートーヴェン捏造』は、実際に起きた「楽譜をめぐるスキャンダル」を題材にした話題作です。
物語の中心となるのは、ベートーヴェンの弟子で秘書でもあった アントン・シンドラー。
彼は、師の名声を守るために楽譜や手紙を「改ざん」したとも言われる人物です。
このシンドラー役を演じるのが、俳優・山田裕貴さん。
これまで数々のドラマや映画で幅広い役柄をこなしてきた山田さんですが、劇中では実際にピアノを弾いていたのでしょうか?

山田裕貴はピアノが弾ける?
映画の公開を前に、SNSや検索でよく見かけるのが
「山田裕貴はピアノが弾けるの?」という疑問。
結論から言うと――
山田裕貴さん自身が劇中で実際にピアノを演奏するシーンは確認されていません。
製作報告会で山田さんは、
「毎日のようにベートーヴェンの曲を聴き、自分の中に音楽を刻み込んだ」
と語っています。
つまり、役作りとして音楽を深く理解しようと努めたことは事実ですが、鍵盤を演奏するのはプロのピアニストによる音源です。
演奏は誰が担当している?
劇中で流れるベートーヴェンの演奏は、ピアニスト・清塚信也さんが担当されていることが分かりました!
▼この方が清塚信也さん
特に「ピアノ・ソナタ第23番《熱情》第3楽章」は、映画のメインテーマとして彼が演奏しています。
清塚さんは俳優として登場するわけではなく、音楽面で映画を支える存在。
観客が耳にする迫力あるピアノの音は、すべて清塚さんの手によるものです。

このカノンのアレンジ、とっても素敵です🎵
ベートーヴェンの有名曲まとめ
- ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
- 感情豊かな冒頭楽章が特徴。映画やドラマでもよく登場。
- ピアノ・ソナタ第14番「月光」
- 静かな夜の情景を思わせる、切なく美しい旋律。
- ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
- 力強さと情熱を兼ね備えた作品。映画『ベートーヴェン捏造』のメインテーマとして使用。
- ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
- 技巧的で華やかな楽章が印象的。革命的な雰囲気を持つ曲。
- ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
- ピアノとオーケストラの華やかな掛け合いが魅力。
- 交響曲第3番「英雄」
- 革命や挑戦を象徴する力強い作品。
- 交響曲第5番「運命」
- 劇的な冒頭4音「タタタターン」が印象的。緊迫感の演出に使われやすい。
- 交響曲第6番「田園」
- 自然や田園の情景を描いた穏やかな曲。心情描写に最適。
- 交響曲第9番「合唱付き」
- 「歓喜の歌」として知られ、感動的なラストシーンにもぴったり。



映画を見る前に聴いておくと、より楽しめるかもしれませんね!
▼「ベートーヴェン捏造」の特集が載ってました!


まとめ
- 山田裕貴さん本人がピアノを弾くシーンは なし
- 演奏はピアニスト・清塚信也さんが担当
- 山田さんは役作りとして毎日ベートーヴェンを聴き込み、音楽を内面に刻んだ
『ベートーヴェン捏造』は、演奏そのものだけでなく、「音楽をどう受け止め、どう伝えるか」を描いた作品でもあります。
山田裕貴さんがどのようにシンドラーを演じるのか、楽しみですね!


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