ピアノで肩こり・腰痛がつらい…50代からのラクな姿勢の作り方

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ピアノを弾いていると、だんだん肩や腰が痛くなる…

ピアノを始めたばかりの方から、よく聞くのがこの悩み。

特に50代以降の方は、筋肉の柔軟性が低下しているため、
無理に姿勢を保とうとすると痛みが出やすくなります。

でも大丈夫!

ピアノで肩こり・首こりを防ぐ一番のコツは、「力を抜く姿勢をつくる」ことです!

正しい姿勢やストレッチを取り入れることで、驚くほどラクに弾けるようになります。


ちょっとした体の使い方を変えるだけで、
肩こり・首こりをやわらげながら、ラクに弾けるようになりますよ。

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目次

なぜピアノで肩や首がこるの?

「肩に力が入ってしまう」「弾いたあとは首が痛い」
こう感じる方は多いですよね。

その原因は、実は腕や指ではなく「姿勢の崩れ」にあります。

長年のデスクワークや家事で猫背気味になっていたり、椅子の高さが合っていなかったりすると、無意識のうちに肩や首に余計な力が入ってしまうのです。

特に50代以降は筋肉の柔軟性が低下しているため、正しい姿勢を意識しないと「疲れやすい」「痛みが出る」といった不調が起こりやすくなります。

ラクに弾ける姿勢づくりの基本

椅子の高さを調整する

  • 鍵盤より少し高めに座るのが基本です。
  • 肘の角度が90度よりやや広くなるようにしましょう。
  • 足裏はしっかり床につけ、安定感を保ちます。

骨盤を立てる意識を持つ

  • 背もたれに寄りかからず、座骨で支えるように座ります。
  • 背筋を伸ばそうとするより、「頭のてっぺんを上から軽く引っ張られている」イメージを持つと自然です。

肩は落とす・腕はぶら下げるように

  • 肩をいったん上にすくめてから、ストンと落とすと余分な力が抜けます。
  • 腕は肩から吊り下げるような感覚で鍵盤にのせましょう。

演奏前におすすめ!肩・首のストレッチ

1. 首の横伸ばしストレッチ

  1. 背筋を伸ばして座り、右手で椅子を軽くつかみます。
  2. 左手で頭を持ち、ゆっくり左に倒します。
  3. 首の右側がじんわり伸びているのを感じながら10秒キープ。
  4. 反対側も同様に。

※呼吸を止めず、痛気持ちいい程度で行いましょう。

2. 肩甲骨まわしストレッチ

  1. 両手を肩に軽く添えます。
  2. 肘で大きな円を描くように、前→上→後ろ→下と10回まわします。
  3. 逆回しも10回。
  4. 肩甲骨を動かすイメージで、背中をほぐしましょう。

これを弾く前に1分だけでも行うと、血流がよくなり、
演奏中の「肩の張り」がかなり軽くなります。

3. 胸を開くストレッチ

  1. 背中で両手を組み、肩甲骨を寄せながら胸を開きます。
  2. あごを軽く引いて、首の後ろを伸ばす意識で。
  3. 10秒キープ × 2回。

このストレッチは猫背の改善にも効果的です。
姿勢が整うと、音の響きも自然とクリアになりますよ🎵

弾いているときに意識したいポイント

  • 長時間弾かない。30分に一度は休憩を入れる。
  • 首を前に出さない。目線は鍵盤より少し前方に。
  • 呼吸を止めない。フレーズごとに軽く息を吸う。

演奏に集中すると、呼吸が浅くなりがち。

それが肩や首の緊張を高める原因にもなります。

「息をしてるかな?」と時々意識してみてくださいね。

まとめ

若い頃のように無理がきかなくなっても、
「体の使い方」を知ることでピアノは長く続けられます。

肩や首の痛みがなくなると、
音にも余裕が生まれ、より表情豊かな演奏ができるようになります。

ピアノは「体で奏でる楽器」。
まずは体をラクにしてあげることが、
音を美しくする第一歩です!

今日のまとめ

✅ 肩こり・首こりの原因は姿勢の崩れ
✅ 鍵盤より少し高めの椅子で、骨盤を立てて座る
✅ 演奏前後に1分ストレッチを習慣化する
✅ 呼吸とリラックスを忘れないまとめ

今日の練習から、ほんの少し「力を抜く」ことを意識してみてくださいね。

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